こんにちは。SOLE LIVINGリノベーション担当の出口です。
ブログで何度か紹介をしている相模原市T様邸、築50年の平屋リノベーション。プロ写真データが届きましたので改めてご紹介いたします。今回は外観編です。
敷地面積660㎡、建物160㎡(約48坪)のT様邸は、リフォーム前は日本住宅の昔ながらの間取りでした。和室8畳が3部屋、和室6畳が2部屋、その間には長い廊下と南側には広縁と呼ばれる奥行のある縁側がありました。家の中心に玄関があり、南側は掃き出しの窓が並びます。さらに家の重厚感を表すように屋根には和瓦がずっしりのっていました。
今回リノベーションに至った経緯としては、ご主人のお母様と同居がきっかけでした。今後は生活しやすい動線と機能性もを充実させたいということで、間取りはもちろん、和瓦は全て剥がし軽量なガルバリウム鋼板に貼替。そして太陽光発電と蓄電池を導入しオール電化の住まいへ。
「デッキを広くとりたいです」という奥様のお話から「広縁を室内ではなく外にしませんか、さらにデッキが広くなりますよ!」と船田さん。
↓この広縁を見てその提案ができる発想がすごいと、隣にいる私も驚きでした。今では中々見る事のない丸太の梁や木で組まれている天井やランマは、古き良き造りなのでそのまま残すことにしました。
↓工事中、大工さんは様々な造りに感動しながら作業をしていました。
こちらが完成。室内だった広縁がデッキとなり、また梁や天井たちが趣ある空間に仕立ててくれています。ここは奥様も気に入っていますとお話くださいました。
以前は南の正面が玄関でしたが、間取りや駐車場からの動線を考えると正面ではなく、以前勝手口があったところに玄関を。
玄関周りには白い外壁に映えるレッドシダーを貼り、玄関がより際立ちます。リノベーション後に新しい家族が増えました。しばいぬのコロちゃん。
コロちゃんがお庭で思い切り遊べるように、外構フェンスも新たに設置しました。外壁も塗替え、緑豊かなこの立地により似合う外観に仕上がりました。
気になる室内はまた次回お話したいと思います。
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