︎平屋のコストをかけるべきところ
家を明るく保つためには、
家の中に安定的に
光を届けてやらないといけません。
そして、そのためには、
カーテンをなくさないといけません。
また、直射日光を入れたい場所は、
カーテンをなくすことに加え、
近隣の建物から充分な距離をとらなくてはいけません。
この2点が、どんな場所でも、
平屋を建てる場合に必要なことなのですが、
この2点が実現出来れば、
同時にプライバシーの確保も出来るものの、
その分、どうしてもコストはかかってしまいます。
とはいえ、このコストは、
住みやすさの確保のためには、
絶対に必要なコストであり、
省くことはありえないので、
これを理由に、
家の予算が上がってしまわないように、
別のところでコストの調整をしていきます。
︎平屋であることのメリットを活かす
では、どのようにして
コストを省いていけばいいのでしょうか?
その答えは、2階建てではなく、
平屋であることの中に隠されています。
全てがワンフロアであるということ。
例えば、一般的な2階建ての場合、
1階にリビングダイニングキッチンしかないと不便なため、
客間や子供のプレイルームを兼ねた
部屋をつくることが多いのですが、
平屋になると、これがいらなくなります。
子供部屋が1階にあれば、
子供部屋を客間と兼ねて使いやすいからです。
家に泊まるのは親御さんだけだし、
それも子供が小さいうちだけで、
子供たちが小さいうちは、
あなたと一緒に寝ていて、
その部屋が空いているからです。
仮に、これだけで150万円〜200万円ほど
コストを圧縮出来るとしたらいかがでしょうか?
このような要素を幾つかピックアップし、
その中で、いる・いらない、を判断することで、
コストの調整を行っていけば、
決して平屋が高くなることはありません。
ぜひ今回の記事を参考にしていただければと思います。