無理のない返済計画を立てるために
家づくりの予算は、自己資金の額によって大きく変わります。自己資金が多ければ、その分借入額を減らせるため、毎月の返済負担も軽減できます。
例えば、総予算6,000万円の家を建てる場合:
- 自己資金1,000万円 → 借入額5,000万円(35年ローン・金利0.6%)
→ 毎月の返済額:約132,000円 - 自己資金100万円 → 借入額5,900万円
→ 毎月の返済額:約156,000円
無理なく返済できる金額が月130,000円程度だとすると、900万円の予算削減が必要になります。

どこで予算を削減する?
しかし、900万円をすべて建築費だけで削ると、理想の家が建てられません。例えば、家の予算が2,900万円なら、2,000万円まで抑えなければならなくなります。
そのため、家だけでなく、土地や外構工事も含めて見直すことで、バランスよくコストを抑えることが重要です。
削減の例
- 家の予算:400万円削減
- 土地の予算:400万円削減
- 庭の予算:100万円削減
この方法で、6,000万円の総予算を5,100万円まで抑えることができます。
▼予算調整前(6,000万円)
- 土地代:2,500万円
- 建築費:2,900万円
- 外構(庭):300万円
- 諸経費:300万円
▼予算調整後(5,100万円)
- 土地代:2,100万円
- 建築費:2,500万円
- 外構(庭):200万円
- 諸経費:300万円
土地選び・家の設計の工夫でコストを削減

予算を抑えるには、土地選びや家の設計を工夫することも重要です。
土地の選択肢を広げる
- エリアを見直す
- 土地の広さをコンパクトにする
- 日当たりや形状が少し劣る土地を検討する
家のコストダウン
- 使用する素材や設備の見直し
- 必要な広さを見極めてコンパクトに設計
- デザインを工夫して収納スペースを確保
外構費の削減
- シンプルなデザインにする
- 無駄なスペースを減らす
予算を抑えても、快適な家は建てられる!
「予算を削ると、住み心地の良い家は建たないのでは?」と心配される方もいるかもしれません。
しかし、家の明るさや開放感は、必ずしも日当たりや土地の形に左右されるわけではありません。また、住み心地の良さや使い勝手の良さも、土地の形に左右されるものでもありません。
実際に、弊社では土地の予算を抑えながらも、快適な住まいを実現したお客様が多くいらっしゃいます。
また、コンパクトな間取りでも、使いやすく収納の多い設計が可能です。
家の予算を削減する方法となる3つの基本的な考え方まとめ
1. 家だけでなく、土地や外構の予算も見直す
- 予算を削減する際、家の建築費だけでなく、土地代や外構工事の費用も調整することで無理なく圧縮できる。
- 例として「家:400万円削減、土地:400万円削減、庭:100万円削減」のように、バランスよく調整することが重要。
2. 土地の選び方を工夫する
- 予算を抑えるためには、希望のエリアを見直したり、土地の広さを減らしたり、条件が良くない(形が悪い・日当たりが悪い)土地も検討する。
- しかし「日当たりが悪い=暗い家」ではなく、設計次第で明るさや開放感は確保できる。
3. 家の設計や仕様を見直す
- 面積を小さくすることで建築費を削減できるが、それでも収納や使い勝手を損なわない工夫ができる。
- 設備や建材のコストを抑えることで、無理なく予算内に収められる。
まずは弊社の見学会で実際のお家をご覧ください

「予算を抑えながらも、デザイン性と快適さを両立した家を建てたい」とお考えなら、ぜひソールリビングの見学会にお越しください!
実際の施工例を見ていただくことで、新しい家づくりのアイデアが広がるはずです。
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